Adobe Fireflyは無料プランから使えるAI画像生成ツールで、Midjourney・DALL-E 3と最大の差別化ポイントは「商用利用OKの著作権クリア素材のみで学習している」点です。Creative Cloud契約者であればPhotoshopやIllustrator内からそのまま使えます。

Adobe Fireflyとは?他の画像生成AIとの違い

Adobe Fireflyは2023年にAdobeがリリースした生成AIプラットフォームです。テキストプロンプトから画像・ベクター・テキストエフェクトなどを生成できます。

最大の特徴は学習データの透明性にあります。MidjourneyやStable Diffusionが著作権上グレーとされる画像を学習に使っているのに対し、FireflyはAdobe Stockの写真・著作権が切れたパブリックドメイン素材のみを使用。生成した画像を商用利用しても法的リスクがありません。

Adobe Fireflyの料金プラン(2026年版)

プラン料金月間クレジット主な特徴
Free$025クレジット/月Web版のみ・透かしなし・商用利用可
Firefly Standard$4.99/月(年払い)100クレジット/月高速生成・優先処理
Firefly Pro$9.99/月(年払い)2,000クレジット/月高解像度・商用ライセンス付き
Creative Cloud All Apps$59.99/月1,000クレジット/月PhotoshopやIllustratorも含む全Adobeアプリ

無料プランは月25クレジットで、画像1枚生成あたり1クレジット消費します。商用利用したい場合も無料プランから可能です。Creative Cloud契約者はプランに応じたクレジットが付与されます。

Adobe Fireflyの使い方(Web版)3ステップ

  1. firefly.adobe.comにアクセスしてAdobeアカウントでログイン
    Adobeアカウントがなければメールアドレスで無料登録できます。
  2. 「テキストから画像を生成」でプロンプトを入力
    日本語でも入力できますが、英語の方が精度が出やすいです。スタイル・カラー・照明などのオプションでさらに細かく調整できます。
  3. 生成された画像から選んでダウンロード
    4枚同時生成されます。「再生成」でバリエーションを増やせます。気に入った画像は右クリックからダウンロード、またはPhotoshopに直接送ることもできます。

Photoshop内でFireflyを使う方法(生成塗りつぶし)

Creative Cloud版PhotoshopにはFireflyを使った生成塗りつぶし(Generative Fill)機能が搭載されています。

  1. Photoshopで画像を開き、消したいオブジェクトや背景を選択ツールで選択
  2. 下部の「生成塗りつぶし」ボタンをクリック
  3. 置き換えたい内容をテキストで入力(例:「青空」「芝生」)して「生成」
  4. 3つのバリエーションが生成されるので選択して確定

既存写真の背景変更・不要物の削除・画像の拡張(生成拡張)に特に強く、Adobeが「AIブラシ」と呼ぶほど直感的に使えます。

Adobe Firefly vs Midjourney vs DALL-E 3 比較

比較項目Adobe FireflyMidjourneyDALL-E 3
商用利用◎ 安全(学習データ明示)△ グレーゾーンあり◎ OpenAI規約内でOK
画像クオリティ○ 実用十分◎ 最高峰○ 自然言語理解が高い
日本語対応○(英語推奨)△ 英語メイン◎ 自然な日本語OK
無料プラン◎ 25クレジット/月△ 無料なし(旧:25枚)◎ ChatGPT経由で利用可
Adobe連携◎ Photoshop・Illustrator内蔵✕△ ChatGPT経由のみ
月額最安$0(無料)$10〜$0(ChatGPT無料枠)

こんな人におすすめ

  • 商用利用が必要なデザイナー・マーケター:著作権リスクを気にせず使えるのはFireflyだけ
  • Creative Cloud契約者:追加コスト0でPhotoshop・Illustratorと連携できる
  • まず無料で試したい人:25クレジット/月が永続無料で使えてダウンロードも可
  • Midjourneyほどの高品質は不要な人:ブログ挿絵・SNS素材・バナー用途なら十分