Devin Desktop(旧Windsurf・旧Codeium)は、Cognitionが開発する次世代AIコーディングIDE。月額$20のProプランから、クラウドAIエンジニア「Devin Cloud」を使えるのが最大の特徴です。WindsurfやCodeiumからの移行は設定不要で、既存の拡張機能・キーバインドもそのまま使えます。
Devin Desktopとは?Windsurf・Codeiumとの関係
Devin DesktopはCognitionが2026年6月にリリースした、WindsurfのIDE基盤を引き継いだ次世代AIコーディングツールです。
- 旧Codeium(AIコード補完)→ Windsurf(エージェントIDE、2025年4月〜)→ Devin Desktop(2026年6月〜)
- CognitionがWindsurfを買収(2025年7月)し、DevinとWindsurfを統合した
- 旧Windsurfユーザー・旧Codeiumユーザーはそのまま移行可能(互換性維持)
従来のAIコーディングツールが「一対一のペアプログラミング」だったのに対し、Devin Desktopは「複数のAIエージェントを人間がオーケストレートする」時代のIDEとして設計されています。
Devin Desktopの主な機能
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| Agent Command Center | ローカルエージェントとDevin Cloud(クラウドエージェント)を同一画面で管理。PRのレビュー・進捗確認もここから。 |
| Devin Cloud | 重いタスク(大規模リファクタリング・バグ修正・テスト生成等)をクラウドに委託し、人間は別の作業に集中できる。 |
| Spaces | 関連エージェントが同じコンテキストを共有し、協調してタスクに取り組む機能。 |
| Tab補完・インライン編集 | 無料プランでも無制限。Codeium時代からの強みで、コンテキストを理解した高精度な補完を提供。 |
| Fusionアーキテクチャ | Opus・Fable・Astraなどのフロンティアモデルを、他のハーネスより最大39%効率的に活用(2026年9月〜)。 |
| SWE-2モデル | Cognition独自のコーディングモデル。Proプランで無料使用可能。 |
| ACP対応 | Agent Client Protocol対応のサードパーティエージェントも統合可能。 |
Devin Desktopの料金プラン
| プラン | 料金 | 主な内容 | 対象 |
|---|---|---|---|
| Free | $0/月 | Tab補完・インライン編集無制限、軽量エージェントクォータ、限定モデル | お試し・個人利用 |
| Pro | $20/月 | フロンティアモデル全種、SWE-2無料、Devin Cloud、クォータ超過時の追加購入可 | 個人開発者・フリーランス |
| Max | $200/月 | Proの全機能+大幅に高いクォータ | ヘビーユーザー |
| Teams | $80/月+$40/ユーザー | 最大200ユーザー、チーム管理、Slack/Jira連携、優先サポート | 開発チーム |
| Enterprise | 要相談 | SAML SSO、VPCデプロイ、専任サポート、カスタム契約 | 大規模組織 |
クォータは毎日・毎週自動リセット。大半のユーザーはProプランの$20/月で十分なクォータが確保されます。
Devin Desktopの始め方(インストール〜初回設定)
WindsurfやCodeiumからの移行でも新規でも、手順は同じです。
- devin.ai/pricing でアカウント作成・プラン選択:Freeプランは無料でダウンロード可能
- Devin Desktopをダウンロード・インストール:Windows・Mac・Linux対応
- GitHubアカウントと連携:初回起動時にGitHub・GitLab・Bitbucketを接続
- エクステンション・設定を引き継ぎ:旧Windsurf/VSCodeのプロファイルをインポート可能
- Agent Command Centerを確認:Devin Cloudが使えるか(Pro以上)確認してタスクを試す
Devin Cloud(クラウドエージェント)の使い方
Devin Desktopの最大の特徴が、クラウドで動く自律AIエンジニア「Devin Cloud」との連携です。
- タスクを渡す:Agent Command Centerで「このバグを直して」「このAPIを実装して」と自然言語で指示
- Devinが自律実行:コード生成・テスト実行・デバッグをDevinが自律的に行い、PRを作成
- 人間がレビュー:Devinが作ったPRをローカルIDEでレビュー・マージ判断
- 並行作業が可能:Devinに任せている間、自分は別の作業を進められる
Devin CloudはPro以上のプランで利用できます(Freeプランでは利用不可)。
Windsurf・Codeiumからの移行方法
旧Windsurf・旧Codeiumユーザーは、Devin Desktopに移行することが推奨されています。
- 設定の引き継ぎ:Windsurfの設定・拡張機能・スニペットはDevin Desktopにそのままインポート可能
- キーバインド:Windsurf/VSCodeのキーバインドに完全対応
- 料金:旧Windsurfの有料プランはDevin Desktopに自動移行。支払いは継続して有効
- Codeium拡張:旧Codeium(VSCode拡張)は提供終了済み。Devin Desktopへの移行が推奨
Devin Desktop vs 競合ツール
| Devin Desktop | Cursor | Claude Code | GitHub Copilot | |
|---|---|---|---|---|
| 価格(個人) | $0〜$200/月 | $0〜$200/月 | $19/月〜(Claude Pro) | $0〜$19/月 |
| クラウドエージェント | ◎(Devin Cloud) | ◯(Background Agents) | ◯(Claude Code) | △(Copilot Agent) |
| IDEとの統合 | ◎(独自IDE、Windsurf互換) | ◎(独自IDE、VSCode互換) | △(CLI/ターミナル) | ◎(VSCode拡張) |
| 無料Tab補完 | ◎(無制限) | ◯(制限あり) | × | ◯(制限あり) |
| 独自モデル | ◎(SWE-2・Fusion) | ×(外部モデル依存) | ◎(Claude) | ○(Copilotモデル) |
| Codeium/Windsurf互換 | ◎(後継製品) | △(設定移行は手動) | × | × |
Devin DesktopはCursorと最も競合するポジションですが、「クラウドエージェントとローカルIDEの統合」「Windsurf/Codeiumからの移行容易性」が差別化ポイントです。
こんな人におすすめ
- 旧Windsurf・旧Codeiumユーザー:移行が最もスムーズ。設定・拡張機能もそのまま
- クラウドエージェントを試してみたい:Proの$20/月でDevin Cloudを使ってタスクを委託できる
- 複数のAIを使い分けたい:OpenAI・Claude・Gemini等マルチモデルに対応、ACP対応エージェントも統合可
- 無料で高品質なコード補完が欲しい:FreeプランでもTab補完・インライン編集が無制限
反対に、すでにCursorに慣れていてエコシステムを変えたくない場合や、ターミナルベースの作業を好む場合はClaude Code・Cursorの方が向いているかもしれません。