Tactiqは、Google Meet・Zoom・Microsoft TeamsなどのビデオWeb会議にChrome拡張機能として組み込まれるリアルタイム文字起こし・議事録自動生成ツールです。会議中の発言をその場でテキスト化し、終了後すぐにAI要約・アクションアイテムを出力してくれるため、会議後の手書き議事録作業をほぼゼロにできます。
本記事では、Tactiqの基本的な使い方・料金プラン・日本語対応状況、そして同カテゴリのNotta・Fireflies.aiとの違いを解説します。
Tactiqとは?他ツールとの違い
Tactiqの最大の特徴は「インストールするだけで既存の会議ツールに自動対応する」点です。ZoomやTeamsのアプリを変えず、Chrome拡張を追加するだけで文字起こしが始まります。
競合ツールとの主な違いは以下の通りです。
| ツール | 形式 | リアルタイム文字起こし | 日本語精度 | 無料枠 |
|---|---|---|---|---|
| Tactiq | Chrome拡張 | ◎ | ○ | 月25回 |
| Notta | Web/アプリ | ◎ | ◎(日本語特化) | 月120分 |
| Fireflies.ai | Bot参加型 | ○(録音後) | ○ | 月800分保存 |
| tl;dv | Bot参加型 | ○ | ○ | 無制限録画 |
日本語精度はNottaが一歩リードしますが、「会議ツールを変えたくない」「リアルタイムでテキストを見ながら会議したい」用途ではTactiqが最も導入摩擦が少ないです。
Tactiqの料金プラン(2026年版)
| プラン | 料金 | 文字起こし回数 | 主な機能 |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 月25回まで | 文字起こし・基本要約 |
| Pro | $8/月(年払い) | 無制限 | AI要約・キーワード抽出・CRM連携 |
| Teams | $16/月/ユーザー(年払い) | 無制限 | チーム共有・管理者ダッシュボード |
月25回は週6回ペースで使うと約1ヶ月で上限に達します。頻繁に会議がある方はProプランが実質必須です。
Tactiqのインストールと初期設定
Tactiqの導入はChrome拡張のインストールだけで完了します。
- Chrome拡張をインストール: Chrome ウェブストアで「Tactiq」を検索してインストール
- Googleアカウントでログイン: 拡張アイコンをクリックしてGoogleアカウントと連携
- Google Meetを開く: 会議を開始すると画面右下にTactiqのパネルが表示される
- 文字起こし開始: 「Start Transcription」をクリックするだけ。以降は自動で進む
ZoomはZoom Webクライアント(ブラウザ版)で動作します。Zoomデスクトップアプリは非対応のため、ブラウザ版Zoomを使う必要があります。
Tactiqの主要機能
リアルタイム文字起こし
会議中に発言がリアルタイムでテキスト化され、拡張のパネルに表示されます。発言者の名前も自動でラベリングされるため、誰が何を言ったかが一目でわかります。
AI議事録・要約
会議終了後、ボタン1つでAIが以下を自動生成します。
- 会議サマリー: 3〜5行の要点まとめ
- アクションアイテム: 「〇〇さんが△△をやる」という決定事項のリスト
- キーワード・質問リスト: 会議内で出た重要ワードの抽出
CRM・Slack連携
ProプランではHubSpot・Salesforce・Notion・Slackへの自動連携が可能です。会議終了後に議事録を自動でCRMに書き込む運用が実現できます。営業チームでのニーズが特に高い機能です。
日本語対応の状況
Tactiqは日本語の文字起こしに対応していますが、精度はNottaと比較すると若干劣ります。英語会議での利用が最も精度が高く、日本語のみで会議を行う場合はNottaの方が誤変換が少ない印象です。
英語・日本語混在の会議(外資系企業など)ではTactiqの自動言語切替が便利で、混在会議の文字起こしに強みがあります。
Tactiqがおすすめな人・おすすめでない人
おすすめな人
- Google MeetかZoom(ブラウザ版)をメインで使っている
- 会議中にリアルタイムでテキストを確認しながら議事録を取りたい
- HubSpotやSalesforceと議事録を自動連携したい営業職
- 英語・日本語混在の会議が多い
おすすめでない人
- 日本語精度を最優先する場合(→ Nottaを推奨)
- Zoomデスクトップアプリしか使えない環境
- 録音・録画も同時に行いたい場合(→ Fireflies.aiやtl;dvを推奨)
まとめ:Tactiqは「会議ツールを変えたくない人」に最適
TactiqはChrome拡張という導入コストの低さが最大の強みです。ZoomやGoogle Meetをそのまま使いながら文字起こし・議事録自動化を実現できる手軽さは他ツールにはありません。
日本語精度にこだわるならNotta、録音管理も一元化したいならFireflies.aiがそれぞれ向いていますが、「今の会議フローを変えずに議事録だけ自動化したい」ニーズにはTactiqがベストマッチです。無料プランで月25回まで使えるので、まず試してみることをおすすめします。