Stable DiffusionをPC上で無料で動かす方法を解説。AUTOMATIC1111・Forgeのインストールからモデル選択・プロンプトのコツまで初心者向けにまとめました。

この記事のポイント

  • オープンソース・完全無料でローカルPCで動作(GPU必要)
  • AUTOMATIC1111またはForgeのWebUIでGUI操作が可能
  • カスタムモデル(LoRA・Checkpoint)を使って画風を自由に変えられる
  • GPUがない場合はGoogle ColabやRunPodなどクラウドGPUで代替できる

Stable Diffusionは完全無料・商用利用可能・ローカルPCで動作するオープンソースの画像生成AIです。Midjourneyのようにサブスクなしでもプロ品質の画像が生成でき、カスタムモデルの利用や高度な編集も可能。自由度の高さが最大の強みです。

Stable DiffusionとクラウドAIの違い

項目Stable Diffusion(ローカル)MidjourneyDALL-E 3
料金◎ 無料(電気代のみ)× $10/月〜△(ChatGPT経由)
画像品質○〜◎(モデル次第)
プライバシー◎(ローカル完結)△(クラウド保存)
カスタマイズ性◎(LoRA・モデル差替え)××
GPU必要○(VRAM 4GB以上推奨)××
操作の難易度△(初期設定が必要)

必要な環境

  • GPU: NVIDIA製(VRAM 6GB以上推奨)。VRAM 4GBでも動作可能だがモデルによって制限あり
  • RAM: 16GB以上推奨
  • ストレージ: モデル1本あたり2〜10GB。20GB以上の空き推奨
  • OS: Windows 10/11・macOS(Apple Silicon対応あり)・Linux

※ GPUなし(CPU動作)でも可能ですが、1枚生成に数分〜数十分かかります。

インストール方法(Stable Diffusion Forge)

  1. Python 3.10とgitをインストール
  2. GitHubからlllyasviel/stable-diffusion-webuiリポジトリをクローン(または公式インストーラーを使用)
  3. webui-user.bat(Windows)またはwebui.sh(Mac/Linux)を実行
  4. 初回起動時にモデルが自動ダウンロードされ、ブラウザで localhost:7860 が開く
  5. Civitai(civitai.com)から好きなモデルをダウンロードして models/Stable-diffusion/ に配置

おすすめのモデル

モデル名得意なジャンルベースモデル
Realistic Visionリアル系写真・人物SD 1.5
DreamShaperイラスト・ファンタジーSD 1.5
Juggernaut XL高品質リアル・商業写真SDXL
Pony Diffusionアニメ・イラストSDXL
FLUX.1高精度・テキスト描画FLUX(新世代)

プロンプトの基本

Stable Diffusionのプロンプトはポジティブプロンプト(描きたいもの)とネガティブプロンプト(除外したいもの)の2つで構成されます。

  • ポジティブ例: 1girl, long hair, blue eyes, outdoors, sunlight, highly detailed, 8k
  • ネガティブ例: bad anatomy, extra fingers, blurry, low quality, watermark, text

まとめ

Stable Diffusionは初期設定こそ手間がかかりますが、一度構築すれば無制限・無料・高い自由度で画像生成が楽しめます。GPUを持っていない場合はGoogle ColabやRunPodなどのクラウドGPUサービスを使う方法もあります。画像生成AI比較表で他のサービスとも比較してみてください。