AI要約ツールには「文書・PDF要約」「会議議事録・音声要約」「学術論文要約」の3つのタイプがあり、用途によって最適なツールが異なります。無料から始められるサービスも多く、まず目的に合ったカテゴリのツールを1つ試すのがおすすめです。

主要AI要約ツール 比較表

ツール得意な用途無料プラン日本語対応月額(有料最安値)
NotebookLMPDF・YouTube・複数ドキュメント横断✅ 無料無料(Plus $20/月)
ChatPDFPDFに特化した質問・要約✅ 2PDF/日$5/月〜
QuillBot文章言い換え・要約・文法チェック✅ 制限あり△ 一部対応$4.17/月〜
Otter.ai会議音声の文字起こし・要約✅ 300分/月△ 英語向け$9.17/月〜
tl;dvZoom・Teams録画のハイライト・要約✅ 無制限録画$18/月〜
Fireflies.ai会議の文字起こし・アクションアイテム抽出✅ 800分/シート$10/月〜
Elicit学術論文の検索・要約・引用分析✅ 制限あり❌ 英語のみ$10/月〜
Notion AINotionドキュメントの要約・整理$8/月〜

NotebookLM――複数ドキュメントを横断して質問できる

Googleが提供するNotebookLMは、PDF・テキスト・YouTube URL・Googleドキュメントを「知識ベース」として登録し、それらを横断して質問できる点が他ツールとの最大の違いです。「この3つの資料に共通する結論は?」「Aドキュメントの第3章とBドキュメントの比較をして」のような複数ソースにまたがる要約・分析が得意です。無料で使えます。

ChatPDF――PDFへの質問特化で最もシンプル

ChatPDFはPDF1枚を読み込んで「第3章を要約して」「この条項の意味は?」と直接質問できるシンプルなツールです。契約書・論文・取扱説明書など単体のPDFを素早く理解したいときに最も手軽です。無料プランは1日2PDF・1PDF最大32ページまで対応。

QuillBot――文章要約と言い換えのセットで使う

QuillBotは「Summarizer(要約)」と「Paraphraser(言い換え)」の2機能をセットで使えるのが特徴です。英語の長文を要約してから日本語に翻訳する、英語論文のアブストラクトを要約してから自分の言葉に言い換えるといった用途に向いています。日本語の要約精度は英語より低いため、英語コンテンツの処理に最適です。

Otter.ai・tl;dv・Fireflies.ai――会議音声の要約を自動化

会議議事録の自動生成を目的とするなら、音声特化の3ツールが候補です。

  • Otter.ai:リアルタイム文字起こし精度が高く、会議中に画面に表示しながら使える。英語向けで日本語は精度が下がる
  • tl;dv:Zoom・Teams・Meet録画からハイライト動画クリップを作成できる。「この決定に至ったやりとりを動画で見たい」という振り返りに便利。日本語の文字起こし精度も安定
  • Fireflies.ai:アクションアイテムの自動抽出とCRM(HubSpot・Salesforce)への自動登録が強み。営業・カスタマーサクセスチームに向いている

Elicit――学術論文の要約はこれ一択

Elicitは査読済み論文を対象に検索・要約・引用分析を行う研究者向けツールです。「〇〇の介入効果を調べた論文のうち、サンプルサイズ・エフェクトサイズ・結論を一覧にして」のような構造化した要約が得意です。UIは英語のみで、対象も英語論文が主体です。

用途別おすすめ

用途おすすめツール
PDFを読んで質問したいNotebookLM(複数PDF)/ChatPDF(単体PDF)
会議の議事録を自動生成したいtl;dv(日本語・ハイライト動画)/Fireflies.ai(CRM連携)
英語論文を効率的に調査したいElicit(学術論文特化)
英語長文を要約・言い換えしたいQuillBot
Notionのドキュメントを整理・要約したいNotion AI
無料で手軽に複数ソースを要約したいNotebookLM(完全無料)