Make(旧Integromat)の使い方を2026年版で解説。Zapierとの違い・無料プランでできること・Gmail→スプレッドシート連携の5ステップ・AI連携活用例付き。
この記事のポイント
- Make(旧Integromat)は1,500以上のアプリをノーコードで連携できる業務自動化ツール
- 無料プランで1,000オペレーション/月(Zapierの10倍)まで試せる
- 複雑な条件分岐・AI API連携はMakeが得意。シンプルな連携はZapierが速い
- Core($9/月)から10,000オペレーション使えるコスパの良さが特徴
Makeで何ができますか? → 異なるアプリ間のデータ連携・繰り返し作業を、プログラミングなしで自動化できます。月額無料〜で始められ、ZapierよりもできることのカスタマイズCが広いのが特徴です。
| やりたいこと | プラン | 月額 |
|---|---|---|
| 試してみたい・個人利用 | 無料 | $0(1,000オペレーション/月) |
| 本格的な業務自動化 | Core | $9/月〜 |
| チーム・企業利用 | Pro | $16/月〜 |
Makeとは?Zapierとの違い
Make(旧Integromat)はチェコのCelonis社が提供するノーコード自動化ツールです。2022年にIntegromatからMakeにリブランドされました。
| 比較項目 | Make | Zapier |
|---|---|---|
| 料金(無料枠) | 1,000オペレーション/月 | 100タスク/月 |
| カスタマイズ性 | 高い(複雑な分岐・ループ可) | シンプル(直線的なトリガー→アクション) |
| UI | 視覚的なフロー図(学習曲線あり) | ステップ形式(直感的) |
| 対応アプリ数 | 1,500以上 | 6,000以上 |
| 日本語サポート | 英語のみ | 英語のみ |
Makeが向いている人:複雑な条件分岐・データ変換・複数アプリを組み合わせた処理。Zapierが向いている人:シンプルなトリガー→アクションを素早く設定したい人。
Makeの基本用語
- シナリオ:自動化の処理フロー全体(Zapierの「Zap」に相当)
- モジュール:各アプリとの接続ポイント(トリガー・アクション)
- オペレーション:モジュールが1回実行される処理単位(料金計算の基準)
- ルーター:条件分岐を設定するモジュール
5ステップで作る:最初のシナリオ
例:Gmailに届いたメールを自動でGoogleスプレッドシートに記録する
- アカウント作成:Make公式サイトから無料登録(クレジットカード不要)
- シナリオ新規作成:ダッシュボードから「Create a new scenario」→ キャンバスが開く
- トリガーを設定:「+」ボタン → 「Gmail」→「Watch Emails」を選択 → Gmailアカウントを連携
- アクションを追加:トリガーの右に「+」→「Google Sheets」→「Add a Row」→ スプレッドシートを選択・フィールドをマッピング
- 実行テスト → 有効化:「Run once」でテスト実行 → 問題なければ「Scheduling」で定期実行をON
活用例5選
① フォーム送信→Slackへ通知
GoogleフォームやTypeformへの送信内容を即座にSlackチャンネルに通知。営業リード・問い合わせの見落としを防ぎます。
② 新規Googleスプレッドシート行→Notionデータベースに同期
スプレッドシートで管理している顧客リストや在庫情報をNotionに自動同期。二重入力の手間を省けます。
③ 定期レポートの自動生成・送信
毎週月曜日に指定スプレッドシートのデータを集計→ChatGPT APIで要約→Slackに自動投稿。週次レポート作成が完全自動化されます。
④ ECサイト注文→在庫管理→請求書発行の連携
Shopify注文→在庫数を更新→InvoiceNinjaで請求書を自動生成→顧客にメール送信。ECショップの受注処理を自動化できます。
⑤ AI連携:ChatGPT・Claudeでデータ処理
入力データをChatGPT・Claude APIに送って要約・翻訳・分類し、その結果を別のアプリに保存。AIを使った業務フローをMakeで組み立てられます。
料金プラン詳細
| プラン | 月額 | オペレーション/月 | シナリオ数 |
|---|---|---|---|
| 無料 | $0 | 1,000 | 2 |
| Core | $9 | 10,000 | 無制限 |
| Pro | $16 | 10,000 | 無制限+高度な機能 |
| Teams | $29 | 10,000 | チーム機能付き |
1オペレーション≒1回のアプリ操作。メールを1件処理する→受信判定(1)+スプレッドシート書き込み(1)=2オペレーションという計算です。無料の1,000オペレーションは個人的な試用なら十分です。
まとめ
- 無料プランで1,000オペレーション/月まで試せる(クレジットカード不要)
- Zapierより複雑な条件分岐・データ変換が得意
- Gmail・Slack・Notion・Googleスプレッドシート・ChatGPT APIなど1,500以上のアプリと連携
- 本格運用はCore($9/月)から、複雑なAI連携フローにも対応