Make(旧Integromat)は「アプリ同士を視覚的なフローチャートで繋ぎ、定型業務を自動化する」ノーコード自動化ツールです。Gmail・Slack・Notion・Google SheetsなどあらゆるアプリをAPIなしでドラッグ&ドロップで連携でき、月1,000オペレーションまで無料で使えます。Zapierより高度な条件分岐・データ変換が得意で、複雑なワークフロー自動化に向いています。
Makeとは?ノーコード自動化の仕組み
Makeは「シナリオ」と呼ぶフローチャート形式でアプリ間の連携を設定するツールです。視覚的にわかりやすく、Zapierより複雑なデータ処理や条件分岐を扱えます。2000種類以上のアプリに対応し、ChatGPT・Claude等のAI APIとも連携できます。
- ビジュアルフロービルダー:フローチャート形式でシナリオを組める。全体の流れが一目でわかる
- 2,000以上のアプリ連携:Google系・Slack・Notion・Airtable・Shopify・SNS・AI API等に対応
- 高度なデータ変換:JSON変換・配列処理・テキスト加工など細かなデータ操作が可能
- AI連携:ChatGPT・Claude・Gemini APIをシナリオに組み込んで自動化できる
- エラーハンドリング:失敗時のリトライ・代替処理を設定できる
- Webhook対応:外部サービスからのWebhookをトリガーにシナリオを起動できる
Makeの料金プラン
| プラン | 料金 | オペレーション/月 | 主な機能 |
|---|---|---|---|
| Free | $0/月 | 1,000 | 2シナリオ・5分間隔実行・基本機能 |
| Core | $9/月(年払い) | 10,000 | シナリオ無制限・1分間隔実行・カスタムアプリ |
| Pro | $16/月(年払い) | 10,000 | 実行履歴60日・優先サポート・高度なオペレーション |
| Teams | $29/月(年払い) | 10,000 | チーム共有・共同編集・権限管理 |
無料プランは月1,000オペレーション・2シナリオまで。小規模なテスト用途なら無料で十分。本格的に使うならCoreプラン($9/月〜)がコスパ最良です。
Makeの使い方:はじめてのシナリオ作成
- make.comにアクセスしてアカウント登録
- 「Create a new scenario」をクリック
- 「+」をクリックして最初のモジュール(トリガー)を選択
例:「Gmail」→「Watch Emails(新着メール監視)」 - 次のモジュール(アクション)を追加
例:「Slack」→「Send a message(メッセージ送信)」 - 各モジュールでアカウントを認証し、送信内容を設定
- 「Run once」でテスト実行 → 正常動作を確認
- スケジュールを設定して自動実行を有効化
AIと組み合わせた活用例
- メール自動返信:新着メール → ChatGPTで返信文を生成 → 下書きに保存
- SNS自動投稿:RSSフィード更新 → Claudeで要約 → XとLinkedInに自動投稿
- 問い合わせ自動分類:フォーム送信 → AIで内容を分類 → 担当者に振り分けてSlack通知
Make vs Zapier vs n8n 比較
| Make | Zapier | n8n | |
|---|---|---|---|
| 無料プラン | ✅ 1,000op/月 | ✅ 100タスク/月 | ✅ セルフホスト無料 |
| UIの使いやすさ | ★★★ ビジュアル | ★★★ シンプル | ★★ 上級者向け |
| 複雑なフロー | ★★★ 得意 | ★★ 苦手 | ★★★ 最も柔軟 |
| AI連携 | ✅ | ✅ | ✅ |
| 月額(最安有料) | $9/月 | $19.99/月 | $20/月(クラウド) |
| 向いている用途 | 中〜高度な自動化 | シンプルな連携 | カスタム開発 |
シンプルな連携ならZapier、複雑なデータ処理・条件分岐が必要なコスパ重視ならMake、完全なカスタマイズとセルフホストが必要ならn8nが向いています。
こんな人にMakeがおすすめ
- Zapierで複雑なフローが作れずに困っているユーザー → Makeの方が高度なデータ処理が得意
- AIと連携した自動化ワークフローを組みたいエンジニア・マーケター
- コストを抑えながら本格的な業務自動化をしたいスタートアップ → $9/月から始められる
- 複数のチームメンバーでシナリオを共同管理したい → Teamsプランで共同編集可能