Difyは、OpenAI・ClaudeGeminiなどのLLM APIを使って、プログラミングなしでAIアプリ・チャットボット・ワークフローを作れるオープンソースプラットフォームです。「自社専用のChatGPTを作りたい」「社内ドキュメントに基づいて回答するAIを作りたい」という方に最適です。

Difyの特徴

  • ノーコード/ローコード: ドラッグ&ドロップでAIフローを構築
  • マルチLLM対応: OpenAI・Claude・Gemini・Llama・DeepSeekなど多数のモデルに対応
  • RAG対応: PDFやURLを学習させてドキュメントベースのQAを実現
  • オープンソース: セルフホストが可能(クラウド版も提供)
  • API公開: 作ったアプリをAPIとして外部システムに組み込める

料金

  • クラウド版(dify.ai): Sandboxプランは無料(200 LLMメッセージ)、Professionalプラン$59/月
  • セルフホスト版: 無料(サーバー費用のみ)

DifyでRAGチャットボットを作る手順

  1. アカウント作成: dify.ai にアクセスしてGoogleアカウントでサインアップ
  2. 「知識」を追加: 左メニューの「知識」→「知識を作成」→PDFや URLをアップロード
  3. アプリを作成: 「アプリ」→「アプリを作成」→「チャットアシスタント」を選択
  4. モデルを設定: APIキーを入力してOpenAI GPT-4oやClaude 3.5 Sonnetを選択
  5. 知識ベースを接続: 作成した知識をアプリに紐付け
  6. システムプロンプト設定: 「あなたは○○の専門家です。以下の文書に基づいて回答してください」と記載
  7. 公開・埋め込み: 生成されたリンクをシェアするか、iframeコードをウェブサイトに埋め込み

活用事例

  • 社内規定・マニュアルに基づくFAQボット
  • 製品カタログを学習させた営業支援ボット
  • ウェブサイトのFAQをAI化したカスタマーサポート
  • 研究論文を要約・質問応答するリサーチツール

類似ツールとの比較

  • Dify: フル機能・ノーコード・セルフホスト可。本格的なアプリ開発向け
  • Flowise: よりシンプルで軽量。個人プロジェクト向け
  • n8n: ビジネスフロー自動化寄り。API連携が強い
  • ChatGPT GPTs: OpenAIアカウントがあれば最も手軽。ただしOpenAI依存

まとめ

Difyは技術者でなくても本格的なAIアプリが作れる強力なプラットフォームです。まずはクラウド版の無料プランで社内文書QAボットを作ってみることをおすすめします。使い勝手に満足したらセルフホスト版でコストを下げることも可能です。