学術論文を調べるとき、Google Scholarで検索して大量の論文タイトルを眺め、PDFを開いて読む——この作業をConsensusはAIが代行してくれます。

Consensusは2億本以上の査読済み論文を対象に、質問を自然言語で入力するだけで「科学的に何が明らかになっているか」をAIが要約・提示してくれる研究特化型AIツールです。ハルシネーション(でたらめな情報)を防ぐため、すべての回答に論文の引用元が明示されます。

ConsensusとPerplexity AIの比較

比較項目ConsensusPerplexity AI
情報ソース査読済み学術論文のみWeb全般(論文含む)
信頼性◎ 引用元論文が必ず表示○ URLは表示されるが精度にばらつき
研究動向の把握◎ Consensus Meterで賛否割合を可視化△ 定量的な合意度は示せない
一般情報の検索△ 論文に記録のないトピックは弱い◎ Web全体から回答
論文の要約精度◎ 研究特化で高精度
無料プラン○ 1日20件まで
料金$8.99/月(Premium)$20/月(Pro)

Perplexityは汎用的なAI検索として優れていますが、「科学的エビデンスがあるか確かめたい」「特定テーマの研究の合意度を知りたい」という用途ではConsensusが断然向いています。

Consensusの主な機能

自然言語で論文を検索・要約

「コーヒーは睡眠に悪影響を与えるか?」「リモートワークは生産性に影響するか?」のように日常的な問いで検索できます。AIが関連論文を抽出し、結論を日本語で要約して返します(入力言語に依存)。

Consensus Meter

検索結果に対して「支持する論文:70%、否定的:10%、中立:20%」のように、科学的合意の度合いをパーセンテージで可視化します。「専門家の間でどれくらい確立された知識か」が一目でわかります。

Copilot(AI要約チャット)

複数の論文を横断して「この分野では何が分かっていて何がまだ不明か」を対話形式で掘り下げられます。PremiumプランではGPT-4ベースのCopilotが使い放題になります。

論文フィルタリング

発行年・ジャーナル名・引用数・研究デザイン(ランダム化比較試験・メタ分析など)で絞り込めます。エビデンスの質を評価しながら調査を進めたい場合に便利です。

引用エクスポート

気になった論文をAPA・MLA・Chicago形式で引用リストとして書き出せます。レポートや論文作成の参考文献整理に活用できます。

料金プラン(2026年版)

プラン月額主な内容
Free$01日20件検索・基本要約・引用表示
Premium$8.99/月(年払い)無制限検索・Copilot使い放題・高度なフィルタ・引用エクスポート
Team要問い合わせ複数メンバー・管理機能

月8.99ドル(年払い)とPerplexity Proより大幅に安く、研究・マーケティング・医療分野など信頼性の高い情報を常に必要とする人にはコスパが高いです。

Consensusの使い方

  1. アカウント作成: 公式サイト(consensus.app)からGoogleアカウントまたはメールで登録。無料プランはカード不要
  2. 質問を入力: 検索バーに「〜は効果があるか?」「〜と〜の関係は?」のように問いを入力。英語が最も精度が高いが日本語でも動作する
  3. Consensus Meterを確認: 研究の合意度を確認。支持率が高いほど科学的に確立された知見
  4. 論文を読む: 要約だけでなく、気になる論文のタイトルをクリックして元の論文を確認できる
  5. Copilotで深掘り(Premium): 「この研究の限界は?」「他に関連する研究は?」とチャットで掘り下げる

こんな人に特におすすめ

  • 医療・健康・栄養に関する情報の根拠を確認したい人
  • 大学のレポート・卒論・修論で参考文献を効率的に集めたい学生
  • マーケティング施策の効果をエビデンスで裏付けたいビジネスパーソン
  • SNSや記事に「研究によると〜」と根拠を加えたいライター・コンテンツクリエイター

まとめ

Consensusは「AIに論文を調べてもらう」という新しい研究スタイルを実現するツールです。Perplexityのような汎用AI検索とは異なり、査読済み論文のみを対象にした高い信頼性と、Consensus Meterによる合意度の可視化が強みです。

無料プランで1日20件まで検索できるので、まずは気になっているテーマで試してみるのがおすすめです。