Brevo(旧Sendinblue)はメール配信・SMS・WhatsApp・チャットをひとつに統合したマーケティングプラットフォームです。無料プランで連絡先数が無制限という業界屈指の太っ腹な仕様が特徴で、メール配信の入門ツールとして世界180カ国・50万社以上が利用しています。

Brevoとは?Sendinblueから何が変わった?

2023年にSendinblueからBrevoにブランド名を変更しました。名前が変わったのはBtoB企業向け製品群を統合したためで、コア機能・料金体系・既存アカウントはそのまま引き継がれています。現在は以下の製品をBrevoブランドで提供しています。

  • Brevo Marketing Platform:メール・SMS・WhatsApp・Pushなどマーケティング配信全般
  • Brevo Sales Platform:CRM・商談管理・ミーティングスケジューラー
  • Brevo Conversations:チャットウィジェット・インボックス統合
  • Brevo Transactional:注文確認・パスワードリセット等のトランザクションメール・SMS

Brevo 料金プラン(2026年最新)

プラン月額メール送信数/月主な機能
Free$0300通/日(9,000通/月)連絡先無制限・メール配信・基本テンプレート・トランザクション
Starter$25〜20,000通/月〜Free + 日次送信上限なし・Brevoロゴ削除・基本レポート
Business$65〜20,000通/月〜Starter + マーケティングオートメーション・A/Bテスト・LP・SMS・WhatsApp
Enterprise要問い合わせ無制限全機能 + SSO・専任CSM・カスタムレポート

無料プランは連絡先数が無制限という点でMailchimpの無料プラン(500連絡先)を大きく上回ります。ただし1日300通の上限があるため、大規模な一斉配信にはStarterプラン以上が必要です。

Brevo vs Mailchimp vs GetResponse 比較

比較項目BrevoMailchimpGetResponse
無料プランの連絡先無制限500件500件
無料プランの月間送信数9,000通1,000通2,500通
SMS配信✅(有料)
WhatsApp配信✅(Business以上)
トランザクションメール✅(全プラン)△(Mandrill別途)
マーケティングオートメーション✅(Business以上)△(有料のみ)✅(全プラン)
ウェビナー機能
日本語UI❌(英語のみ)
チャットウィジェット
月額最安値(有料)$25〜$13〜$19〜

Brevo の主な機能と使い方

1. メール配信・テンプレートエディタ

ドラッグ&ドロップのビジュアルエディタでHTMLの知識なしにメールを作成できます。150以上のテンプレートが用意されており、AIが件名・本文の最適化を提案するAIライティングアシスタントも搭載されています。

2. マーケティングオートメーション(Businessプラン以上)

ウェルカムシーケンス・誕生日メール・カート放棄リカバリーなど、トリガーベースの自動シナリオをビジュアルフローで設計できます。Businessプランで利用可能です。

3. トランザクションメール・SMS

ECサイトの注文確認・パスワードリセット・請求書送付などシステムから自動送信するメールをSMTPまたはAPIで送れます。無料プランから利用でき、配信速度と到達率に定評があります。

4. SMS・WhatsApp配信

メールとSMS・WhatsAppを同じプラットフォームで管理できます。特にWhatsApp Business APIを使った配信はBrevoが先行して対応しており、グローバル展開を考えるブランドに強みがあります。

5. Brevo Conversations(チャット)

Webサイトに設置できるチャットウィジェットと、メール・SMS・チャット・Instagram DMを一元管理するインボックスが含まれます。カスタマーサポートとマーケティングを統合したい場合に便利です。

Brevo の始め方(無料登録〜初回配信まで)

  1. 無料アカウントを作成:公式サイトからメールアドレスとパスワードを入力して登録。クレジットカード不要
  2. 送信者ドメインを設定:SPF・DKIMレコードをDNSに追加してメール到達率を上げる(推奨)
  3. 連絡先をインポート:CSV・コピー&ペースト・フォームのいずれかで連絡先を追加
  4. メールキャンペーンを作成:「Email Campaigns」→「Create a campaign」→テンプレート選択またはドラッグ&ドロップで作成
  5. 配信テスト後に送信:プレビューとテスト送信で確認してから本配信

Brevoがおすすめな人・向かない人

おすすめな人向かない人
連絡先が多いが予算を抑えたい(無料プランで連絡先無制限)日本語UIが必須(GetResponse推奨)
トランザクションメール(注文確認等)も一緒に管理したいウェビナー機能が必要(GetResponse推奨)
SMS・WhatsApp配信をメールと統合したい高度なオートメーションを無料で使いたい(GetResponseは全プラン対応)
ECサイト・SaaSのシステムメール配信基盤を構築したいマーケティングオートメーションが主目的(Businessプランが必要)